治療院名はどうしたらよいですか?というご相談を開業当初よくいただきます。
「結論!好きな名前にすれば良い!」のですが
迷ってしまう方もおられるかと思いますので一人治療院様と組織化を見据えている2パターンに分けて深掘り解説します。
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1人治療家さんは自分の名前を入れよう
まず1人治療院様は迷ったら
マッサージ師さんは「ご自身のお名前+訪問マッサージ」
鍼灸師さんは「ご自身のお名前+訪問施術所」
といった具合で良いでしょう。
例えば「さとう訪問マッサージ」「すずき訪問施術所」
といった具合です
あなたが最大の商品ですから
あなたの名前をシンプルに入れて
覚えてもらいやすいようにすれば良いです。
組織化を見据えているなら自分の名前を入れない
次に組織化を見据えている方は
「さくら訪問マッサージ」「さくら訪問施術院」など
創業者のあなたのお名前を極力出さない方が良いでしょう。
なぜならあなたじゃないと依頼がこない体制になってしまうと
後々他のスタッフさんに仕事を回しにくくなるからです。
コラム:施術所名に治療院という言葉と入れてよいのか?
質問きてた
Q:6 施術所名に治療院という言葉は入れない方が良いのですか?
A:6 結論、確かに入れない方がよいです
深掘りします
鍼灸師さんマッサージ師さんにとっては
〇〇治療院という名称はポピュラーで使いやすいのではないかと思います。
語呂の感じも良いですよね。
ただし
日本の法律上は医師が患者の症状に対して行う行為のみを指して治療といい
医師以外の施術者が患者の症状を快癒させても治療したとは認められない。
となっています。
現実的には2つのデメリットがあり
1・保健所で先の理由により治療院という言葉が認められない可能性がある(ただし担当者による)
2・インターネット広告では治療という言葉に対する規制が厳しく出稿できない場合があります。
私自身も当協会のページに「登録治療院一覧」という文言が入っていたのですが
Yahooの広告担当者より「治療という文言を変更しないと広告出稿できません。」というお達しがあり
「登録施術所一覧」に変更した経緯があります。
今後も予期せぬ不利益を被るかもしれないので最初から名称に入れないことをお勧めします。
ただ実際には
〇〇治療院というお名前も巷によく見かけるので
保険所さん的にも慣習としてOKにしているのかもしれませんね。
最後はあなたが経営者ですので自己責任で決定していってくださいね。
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治療院名を決めたら
名称に迷って動けない方が損失が大きいので半日だけ迷ったらサクッと名前を決めて
ドンドン準備や集客のための行動をしていきましょう!
まとめ:訪問鍼灸,訪問マッサージ開業で失敗しない準備実践編まとめ
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